基礎的なピンイン(pinyin)の規則について、教科書には必ず載っている事項ですが、時々忘れてしまうこともあるかもしれません。短く纏まっているので皆様に役に立つ備忘録として中国国際放送のサイトの内容を転記します。
http://japanese.cri.cn/learnchinese/lesson01/Phonetics.html

 

後に発音の克服についてレポートを続けていこうと思いますが、現時点で思う所を書きます。

日本人はまず、二声と四声に注目。

そのうち特に重要なのは四声。四声が意識すべきことの7割で、二声が2割ぐらい占めると考えています。

四声(例:d à o)つまり、急に下がる音に引きずられて意外と「強く」聞こえます。(四声は日本語で言えば「渇!(かつ)」とか「こらっ!」と叱る時のイメージ。短く勢いがよくて、日本で喫茶店とかでこの発音をすると皆が自分の方を振り向きますよ!)
急に下がり、あとの音は自然と決まります。

一度下がってしまうのだから、上がるしかないです。

例を挙げます。

日本(rìběn)

電子辞書などで発音を聞いてみましょう。
下がるから、上がる。三声については後ほど記述。
もう一度言います。

下がるから、上がる。後はその上がり方の問題。
(意識して強く上げれば二声、緩くすれば三声)

三声だろうが二声だろうが、下がったら後にあれば、どうということはありません。
上がるに決まっているのですだから。。。

次に意識しておくべきは第二声。これが最初に来たら注意。
発音に少し力が要ります。
日本語でいうと、抜き打ちテストを告げられた学校の生徒が発する声のようなイメージです。
「えー!」先生、そんなの聞いていない、の驚きの「えー!」です。

例:词典(cídiǎn)

低いところから、高いところに上げる。下がり方次第で、三声だったり四声だったりします。
さらに上げる場合(ポン!とはずむように聞こえる場合)は一声となります。
例:明天(míngtiān)

日本人にとってはこの2つは力を入れて、結構意識して発音しないと身に付かないのではないでしょうか?

以下↓中国国際放送からピンインの基礎に関する記述を転載

中国の発音
ピンインの構成 (pinyin)

1。音節
現代中国語の発音の基本となるものは音節です。一つの音節は子音、母音、声調という三つの部分からなっています。普通、一つの漢字の発音が一つの音節となります。

2。子音
子音は音節の最初の音で、23個あります。

b  p m  f  d  t  n  l  g  k  h  j  q  x  zh  ch  sh  r  z  c  s  y  w.
3。母音
一つの音節の中で、子音の後ろにある部分が母音で、基本母音と複合母音に分けられています。ピンインで表記する場合、一部の母音は組み合わせることができます。母音は36個あります。

a  o  e  i  u  ü  ai   ei  ui   ao  ou   iu   ie  üe   an   en   in   un   ün   ang  eng  ing  ong  er   ia  iao   ian  iang  iong   ua   uo   uai   uan  uang  ueng   üan.

4。まとめて覚えるべき音節
中国語には、まとめて覚えるべき音節があります。つづるときに、母音と子音を分けず、一つの音として発音します。このような音節は16個あります。
zhi  chi  shi  ri  zi  ci  si  ye  yi  yin  ying  wu  yu  yue  yun  yuan.

5。無母音音節
このほか、一部の音節のはじめに子音がありません。このような音節は無母音音節と言います。例えば、
ān 安;  a 啊
綴り方の規則
ピンインは、普通、子音と母音を綴って、声調を付けます。その綴り方は次のような規則があります。
1。子音 j,q,x は i と ü で始まる母音とつづります。また、この場合、ü の上の両点が必要なくなります。例えば、
ji, qi, xi
jia, qia, xia
ju, qu, xu
jue, que, xue
jun, qun, xun

2。i または u で始まる子音は、前に母音がつかない場合、 i を y に、 u を w に書き直します。例えば、

ia→ya   uo→wo

3。ui,un,iu,ü が単独でピンインになる場合、次のように表記します。
ui→wei   un→wen   iu→you   ü→yu

4。分割記号
a, o, e を頭文字とする音節が他の音節に続く場合、音節の混乱を避けるため、分割記号(’)を用いて、区別します。例えば、
jī’è 饥饿 (飢える);   míng’é 名额 (人数 定員)
jiè 借 (借りる 貸す);   mín’gē 民歌 (民謡)
発音の決まり

1。基本声調
四つの基本声調があります。
第一声 高い
第二声 上る
第三声 低い
第四声 下がる
表記としては、「ˉ、ˊ、ˇ、ˋ」で表し、音節の主な子音(すなわち口が大きく開き、最も高いほう)の上につけます。例えば、
qiāng, qiáng, qiǎng, qiàng
tuī, tuí, tuǐ, tuì
声調は意味を区別する役割があり、声調が違うと意味も異なってきます。

2。軽声
ある音節は、別の音節の後ろに付く場合、短くかつ弱く発音します。それを、軽声と言います。表記するときは、声調記号をつけません。
hǎo ma? 好吗 (よろしいでしょうか)
bō li 玻璃 (ガラス)

3。声調の変化
幾つかの音節が連続して発音する場合、その声調が単独で発音するときと変化する場合があります。これを声調の変化といい、次の三つがあります。
二つの第三声が連なる場合、前の音節は第二声(声調変化なし)に変わります。例えば、你好“nǐ hǎo” 今日は、実際の発音では、“ní hǎo”になります。
第三声が、第一声、第二声、第四声そして、多くの軽声の前につく場合、「半三声」に変わります。「半三声」とは、第三声の前半部分の下がる音を発音することです。
lǎo shī 老师 (教師)
yǔ yán 语言 (言語)
「不」と「一」も声調変化があります。「不」と「一」が第四声の前または第四声による軽声の前にある場合、それぞれ第二声「bú」と「yí」に変わります。例えば、

bú shì 不是(違う);   yí gè 一个(一つ)

また、第一、二、三声の前にある場合、やはり第四声「bù」と「yì」と発音します。例えば、
bù shuō 不说(言わない);   bù lái 不来(来ない);   bù hǎo 不好(良くない)
yì tiān 一天(一日);   yì nián 一年(一年);   yì qǐ 一起(共に、一緒に)

4。アル化音
一つの音節の母音が er (-r) と組み合って一つの音節になる場合、アル化音節になります。中国語には、こういったアル化音の言葉が多くあります。表記するときは元の音節の後にrをつけ、漢字の後ろに「儿」を加えます。例えば、
gēr 歌儿 (歌);   huār 花儿 (花)
母音が -i または -n で終わる場合、アル化音されるとき、 -i または -n は発音しません。例えば、

xiǎo háir 小孩儿 (子供);   wánr 玩儿(遊ぶ)

(引用以上)

※第三声について
以下の中国語達人への道のサイトにあるように、第三声は、単に「低い声」とすることがある。何故なら、教科書で聞く通りに洗面器のボールのように端から下がってもう一方の端まで同じカーブを描いて上がることは少ないからです。これは、実践をする中で身に付いてくると思います。

(以下引用)
これは余談になるが、中国語発音教育における第三声の扱いは変遷を続けている。実態に即していなかった第三声において、後半部分が省略された第三声を「半三声」と定義することから始まり、実践の上では「半三声」こそ真の第三声と言うようになった。最近は第三声を説明するのに、ストレートに「低い音」というケースもあるようだ。
(以上)

出典:http://www.chinesemaster.net/pronunciation/intensive-course/tone-2-3.html

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