中国のシリコンバレー・深センの求人情報が欲しい方必見!!人気の就職先都市・深センで活躍するグローバル人材があなたに人生逆転のヒントを教えます!
中国語を学習すれば、転職が成功する!収入がアップする!!
これは運営者自身も実際の給与額に反映されていることから実感できます。
(運営者自身の給与額ビフォー&アフター)
ですが、現在1人で中国語学習を頑張っている方は、上記の言葉をなかなかご自身で体感することができず、また周囲の同僚・友人にそういった経験者がいないことから、「中国語で本当に転職なんてできるの?」と迷いが出てきてしまうかもしれません。
大丈夫!!少し周りを見渡せば、実はもっと多くの方々が中国語のおかげで人生の新しいステージに進むことができています!
このシリーズ「私の中国語転職・就職体験談」では、そうした様々な分野の中国語エキスパート達の経験をシェアして頂き、皆様のモチベーションアップ、情報共有、そして新たなライフステージへの進軍!!のサポートをしていきたいと思います!!
第2回は、深セン企業で勤務+深セン大学大学院に留学中のゆきのさんの体験談です!!(*^^*)今回のキーワードは・・・
「中国語」で様々な業種を渡り歩き、転職・スキルアップに成功!!(*^^*)
中国企業就職+深セン大学留学 ゆきのさん「中国で働きたいあなたに、中国企業への現地就職で実現した理想の暮らし」
こんにちは、中国深セン在住のゆきのと申します。深センの大学に勤務しており、中国人学生に日本語を教えて4年目になります。
さらに、去年から憧れていた海外留学生活をスタートさせました。大学院に進学して、教育学と言語学を専攻して勉強しています。
現在では、上司に相談して仕事の量を調整してもらい、仕事と学業をなんとか両立させながら、慌ただしくも充実した日々を過ごしています。
(深セン大学キャンパスの風景)
この記事では、再現率100%の中国語勉強方法や、リアルな深センでの生活や留学生活について、実体験をふまえてご紹介します。
中国転職をきっかけに中国語学習をスタート
私が中国語の勉強を初めたきっかけは、2019年に中国・深センでの転職が決まったことです。
中国で働く前は、シンガポール、香港、カナダなど英語圏に住んでいたので、仕事も日常会話も全て英語でした。
深センで生活することを決めたのは、ネットで検索して見つけた好条件の求人情報が深センだったためです。
もともと香港が好きで、香港の求人情報を探していました。しかし条件が厳しく、あきらめていたところに「香港からすぐ近くの深センで働きませんか?」という一行を見つけました。
「深センは香港から近いし、急速に発展している都市だし、香港みたいに少しなら英語も通じるかも」
なんて、考えが甘かったです。
確かに仕事は問題なくできるのですが、職場を一歩でたら生活の全てに中国語が必要でした。
例えば、タクシーに乗って行き先が言えなかったり、スマホで地図を見せても「小さくて見えない」といやがられたり、身振り手振りと指さし会話の日々。
このままじゃいけないと、中国生活少しでも楽しく快適に過ごすために、中国に住み始めてから中国語の勉強を始めました。
正社員になれない28歳フリーターの焦り
「未経験でいきなり海外転職なんてできるの?」
「興味はあるけど、自分にできるかどうか不安」
海外転職、と聞くと多くの方は上記のように考えていませんか?
私が海外転職を決意した28歳の時も、まさにそうでした。
結論から申し上げると「20代フリーター未経験からの海外転職は可能」です!
日本人x 20代 x 未経験 というカードは、世界の転職市場では最強の手札である、と言っても過言ではありません。
なぜなら、外務省のデータによると、25歳~33歳の日本人男性は海外在住する割合が最も低いそうです。つまり、転職を選ぶステージを日本から世界に変えるだけで、レア人材になれます。
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28歳で正社員になれないままフリーターをしていた私は「このままじゃ、やばい」と、かなり焦っていました。
百貨店の販売員をしていて、特に専門的なスキルもなかった当時。
正社員を目指して、ハローワークに相談にいったり、フリーペーパーで見つけた求人に応募したりと、とにかく必死でした。しかし、専門性も職歴もなにもなかったため、内定はひとつももらえませんでした。
ふりかえってみると、当時の面接では、「過去」ばかり注目されていたように感じます。
・これまでどんな仕事をしたのか
・そこでどんな専門性を身につけたのか
・・・ということばかり聞かれました。
「過去は何も変えられない、現在の私や、入社してからのポテンシャルを見てもらいたいのに」と、どうしようもない状況に落ち込む日々。
キャリア形成どころか、フリーター生活のまま30代に突入する予感しかありませんでした。
そうして面接に落ち続けて、「どうせなら、何か別の方法で一発逆転を狙ってみよう!」と思い立ったのが海外転職です。
未経験からいきなり海外転職に挑戦
私は元々海外旅行が好きで、英語で安い航空券や宿泊先を見つけたり、現地で交渉することには慣れていました。
とはいえ、当時は英検やTOEICなどを受けたこともありません。旅先で体得した英語力を試してみたい、と未経験でも応募できる求人情報をネットで検索する日々。
その頃に日本人現地採用の求人情報が豊富だったのがシンガポールです。
人生大逆転! と勢いでシンガポールへ飛びました。それから現地の転職エージェントに相談して、何十社と面接を受けては落ちて、を繰り返しました。
最終的になんとか内定と就労ビザを手に入れて、そのまま3年半ほどシンガポールで働きました。
入社当時に社長に「過去の経歴は関係ない。いきなり海外に飛び出して面接を受けるガッツがあって、さらに日本人の高いホスピタリティを提供できるなんて素晴らしいよ」というような、お声がけをいただきました。
まさに、「過去よりも、現在と未来の私を評価してほしい」と望んでいたチャンスです。日本を飛び出してはじめて、自分の価値をみとめてもらえたと感じました。
20代で明るく元気に働く日本人、というのが当時の私のアピールポイントだったんだと思います。職歴や専門スキルといったものは求められていなかった実例です。
シンガポールでの仕事や生活は、充実していて楽しかったです。
でも、シンガポールの物価の高さや国の狭さに息苦しさを感じたり、変化のない繰り返しのような毎日に刺激を求めるようになりました。また、シンガポールでの暮らしの中で、自分の英語運用能力に限界を感じるようになっていたのも事実です。
さらなる好条件を目指して転職した中国
同じアジアの英語圏として、香港で働いてみたいと思い、転職サイトで求人情報を検索しました。
しかし、香港は人気の都市で、日本人の転職希望者が多く、そのため競争が激しく、また勤務条件があまりよくありません。
そのときにふと見つけたのが「香港に電車で行ける中国の深センで働いてみませんか?」という求人情報です。
調べてみると、人気の香港に比べて、深センで働きたいという日本人はほとんどいないようでした。
また、香港より物価も安く、勤務条件も私の希望を満たしていたため、「週末に香港に遊びに行けたらいいか」と、軽い気持ちでメールを送りました。
それから数回の電話面接を経て、「すぐに来てください」と内定と同時に中国の就労ビザの手続きが始まり、今に至ります。
働きづめで充実していたシンガポール時代より、給料も休暇も増えました。給料は20%ほど、休暇はなんと年間4ヶ月と大幅にアップしました。
これは大学に転職できたという好条件のおかげです。大学の長期休暇の期間は、教師も仕事がないため、すべて休暇になります。
もしも「どうしても香港で働きたい」とこだわっていたら、競争の激しい香港では理想の転職は難しいので、また慌ただしく仕事に追われる日々だったかもしれません。
教材さえ揃えたら中国語は独学でも可能
「中国語の勉強を始めたいけど、何から始めたらいいのかわからない」
このような質問をSNSでいただくことがあります。
まず一言で回答するなら、私の勉強法は基本的に独学です。
ひとりで黙々と勉強するのが性格に合っているんだと思います。
具体的には、電子書籍で中国語の参考書を買って、初歩の単語や文法を学んだり、YouTubeの中国語学習チャンネルを見て勉強しています。
それに加えて中国語はとにかく会話中心の言語であるため、会話の練習も重要です。
オンライン中国語レッスンの毎日プランを利用して、とにかく毎日しゃべることで、中国語の発音やリズムに慣れるように特訓しました。
私の場合は「中国語ができないと生活できない」という必要に迫られていたため、単語、文法、発音、会話フレーズなどを少しずつ継続して勉強しました。
スタンフォード大学の研究によると、人間の脳は25歳でようやく一人前として完成し、年齢を重ねるごとに得意な思考パターンが変化することが判明しています。
30歳を過ぎても、「勉強したい!」と思う気持ちに遅いことは決してありません。
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独学でHSK6級合格!
2019年から毎日コツコツ勉強を続けて、2022年12月にはHSKの最も高い級である6級に合格しました。
試験対策も、変わらず独学です。
HSK6級の対策問題集を1冊買ってじっくり何度も取り組むこと、YouTubeのHSK対策チャンネルを見て参考にすること、さらにオンライン中国語レッスンでは先生にリクエストをしてHSKの作文添削をお願いして、ひとりでも目標を達成できました。
(ゆきのさん自筆のノート)
KindleアプリでHSK対策のリスニング、読解、作文のテキストを購入し、自宅やカフェではiPadで集中して勉強。バスや地下鉄での移動中もiPhone のアプリで電子書籍を使って、スキマ時間も最大限に活用することを意識しました。
また、有料のGoodNotesという本格的なメモアプリと、Apple Pencil も購入しました。
どちらもiPad 勉強法として人気のツールで、電子書籍をスクリーンショットしたものをアプリに取り込むことで、参考書に書き込んで勉強ができます。
参考書もノートも、どれだけ増えてもかさばらないので、どこにでも持ち歩きができてとても便利です。
最適な教材さえあれば、独学でも中国語の勉強はもちろん、HSK6級合格をつかむことも夢ではありません!
さらに、前述した転職市場における「日本人x 20代 x 未経験」というカードに「中国語」を掛け合せれば、英語を上回る世界最大の話者がいる中国語の舞台に立つことができます。
中国での仕事は「スピード」が重要
中国および深センでの仕事はとにかくスピードが命です。
社内の打ち合わせや、同僚や上司との相談も、ほとんどSNSアプリWechatのグループチャットで完結します。
気になることをすぐに質問できたり、常に情報共有ができるのはいいことですが、反対に、夜遅い時間や休みの日もWechatが鳴りっぱなしです。(笑)
最初の頃はこまめに対応していたのですが、だんだん疲れてきたため、最近は緊急性の高いものだけさっと返信するようにしています。
また、中国社会では転職してキャリアアップを狙うのが一般的です。社内に留まって昇進の機会を待つというビジネスマンはほとんどいません。
自分の経歴を能力を他社に売り込んで転職に成功して、入社時の交渉で給料30%アップが実現したという中国人の友人もいますよ。
毎日の仕事でも即決即断、転職の決断も早いのが中国社会の特徴だといえるでしょう。私の中国転職も、前述の通り電話面接を何回か受けて即採用でした。
中国大学院進学という新たな挑戦
中国での仕事や生活にも慣れてきたところで、「なにか新しいことに挑戦したい」と思うようになりました。
そこで決断したのが大学院進学です。
日本人の友人が何人か、大学に併設された中国語コースに通っていたこともあり、Wechatで大学内の担当者をすぐに紹介してもらいました。
海外留学は日本の大学受験に比べて入学のハードルは高くありません。私が大学院に出願したときの条件は、主に
- 大卒であること
- HSK5級以上
- 健康証明書
- 推薦状
でした。
条件を満たしているから、と軽い気持ちで大学院に入ったものの、実際はすごく大変です。
先生方が授業で話す内容とスピードは容赦ないネイティブ同士のもので、会話どころか聞き取ることすらままならないです。そのうえ、毎日のように中国語でエッセイを書く宿題が出されます。
憧れていた海外留学をアラフォーにしてやっと実現できたという感動も束の間で、入学よりも卒業がずっと難しいという現実に直面しています。
留学生活では、勉強のほかにもアクティビティも充実しています。留学生同士での交流も盛んで、世界各国の学生が中国語を流暢に話していて、「私ももっとがんばらないと」と良い刺激をもらっています。
運動会の開会式では、留学生代表チームに参加して、何度も練習を重ねたドラゴンダンスを披露をしました。
現在は働きながら研究生として大学院に所属していますが、これはとてもレアなケースです。私が出願した年(2022年)はコロナの影響で、留学生の学生ビザがほとんどおりない状況でした。
そのため出願者がとても少なく、定員に達しないコースは新入生なし、その年は開学できないそうです。
コース開学のために、深センに住んでいてすぐに入学できる志願者ということで、私は特例として働きながら通学を認められたんだと予想しています。
将来的には、現在の就労ビザから学生ビザに切り替えて、学業に専念するつもりです。
最後に:中国生活は意外と楽しい
みなさんは、中国や中国人に対してどんなイメージを持っていますか?
実は私が「中国に転職する」と決めたときは、中国語はもちろん、中国のことをほとんど知りませんでした。いろんな意味で、先入観を持たずに、中国での生活を始めました。
そんな自分が、中国で仕事をして、中国語を勉強して、中国人と笑って会話するようになるなんて、全然思っていなかったです。
私の周りの中国人は、仕事熱心で、親切で「ちゃんとご飯食べてる?」と、まるで親戚のようにあれこれと気にかけてくれます。
中国語をマスターして中国転職にすれば、日本人にとって大きなチャンスがあります。
未経験でも、中国語がまだできなくても、まずは挑戦してみてください。思いがけず新しい道が拓けるかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか?
ゆきのさんの場合、28歳フリーターという立場からシンガポールを経て香港→深センへと転職し、中国転職を成功させました。
特に深センは、シンガポールやマレーシアといった東南アジアでのお仕事を経験された方向けの求人情報が多く、2年の実務経験さえあればビザ申請&仕事探しで語学レベルはさほど重視されないという環境もあって、中国転職の第一歩としては実は穴場なのです。
また、中国の就職事情では学歴も立派に給与やポジションに加算され、学卒と院卒では初任給の時点で2~3,000元の月給差&キャリアのスタートに差が出ますので、中国で転職を考える場合は学位取得もオススメですよ!!
ゆきのさん、本当にありがとうございました!!
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