25歳以上の社会人必見!独学で中国語を学んだほうが実はコスパ&効率が良い!!

まだスクール選びで消耗しているの?忙しい社会人こそ、独学で中国語効率よく勉強してしまおう!

この記事にたどり着いた方は、少なくとも「中国語って今流行っているよね?」「最近Youtubeで中国語系アカウント増えたよなあ」→「中国語ってどんな風に勉強すればいいんだろう??」

と中国語に興味を持ち始めていることでしょう。

 

しかし、これまで調べたことも聞いたこともない中国語をいきなり勉強するのは何だか怖いなあ・・・途中で挫折したらお金の無駄になっちゃうし・・・と考えてまだ実際の勉強には二の足を踏んでいる状態かもしれません。

そこで多くの人が考えるのは、「一度語学スクールで様子を見てから考えよう」という方法でしょう。

でもちょっとお待ちください。語学スクールだって商売、通う以上は授業料を払わないといけないし、これまで語学スクールに行ったことがない人が単身講師や受付のお姉さんの言われるがままに入学すると、理想と現実のギャップにショックを受けて、余計に挫折しかねないのです!!

 

実は社会人で日中仕事で忙しい人こそ、中国語は独学で勉強したほうが早く習得できてしまうのです!!

で、中国語に限らず、外国語学習と言えば巷では毎回以下のような俗説が流れてきます。

  • 脳30歳限界説(30歳で脳はピークを過ぎ、記憶力が低下する)
  • 25歳が人生の分岐点(25歳での自分の立ち位置が、人生を左右する)

結論から言いますが、こんな俗説、皆さんは絶対に信じないでください!!

運営者も中国語学習は25歳フリーター時代から独学でスタートしましたが、そこから大学院進学、無事修了し、30歳で中国企業の副部長にまで社会復帰兼昇進、そして年収100万円以上アップを実現しています。

 

そこで、今回は何故運営者が独学で中国語をマスターできたか?そしてスクールではなく独学を敢えて選ぶ理由は何か?について、皆さんにお話しします。

これからの皆さんの中国語学習の参考として頂ければ何よりです。

 

スクールはコスパが悪い!

まず皆さんに知ってほしいのは、ハッキリ言って語学スクールは高い!!ということです。

独学にせよスクールに通うにせよ、学費を賄う以上はコスト面を確認しておきたいところ。しかしよくよく調べてみれば、語学スクールに頼りきりになることは非常にコスパが悪いことが分かります。

ここでは、Google等ですぐに検索可能な東京都のいくつかの語学スクールを例に見てみましょう。

      (イメージ図)

 

1.駅前留学NOVA

まずは、英会話でお馴染みのNOVAから見てみましょう。

グループレッスン月額(週1回×4) 11,000円
レッスン1回 2,750円
年間の学費 132,000円

参考URL:https://english-school-info.com/school/how-to-choose/chinese-school-in-tokyo/

こちらはグループレッスンのみですが、週1回というペースを考えればまあまあといったところ。

 

2.ベルリッツ

次は、創業140年の歴史を持つベネッセ傘下の英会話スクール、ベルリッツの中国語コース。

教室・オンライン自由選択のマンツーマンレッスン1回 約6,000円台~
完全オンラインのマンツーマンレッスン1回 約5,000円台~
少人数レッスン1回 約4,000円台~
オンラインレッスン+自己学習(6ヵ月コース) 118,800円
オンラインレッスン+自己学習1回 4,950円

※入会金、教材費が別途かかる。

参考URL:https://english-school-info.com/school/how-to-choose/chinese-school-in-tokyo/

個人レッスン、少人数レッスン、グループレッスンを問わず1回につき最低でも4,000円以上。居酒屋1回分のお金が1時間前後で飛ぶという計算です(汗)

 

3.ハオ中国語アカデミー

3つ目は、英会話のAEONでお馴染みの株式会社イーオンが中国語事業として展開するハオ中国語アカデミー。実は運営者は中国語学習を始めた2ヶ月の間だけ、試しにここを使ったことがありますが・・・

通学レッスン

6ヶ月・週1回・50分(固定制)マンツーマンレッスン

166,320円
通学レッスン1回 6,930円

オンラインレッスン

6ヶ月・週1回・40分(自由予約制)

67,200円
オンラインレッスン1回 2,800円

※その他、入会金+教材料金(2万円程度)がかかる

参考URL:https://www.hao-net.com/service/society/standard.html#price

さすがは大手というだけあって、オンラインレッスンもばっちりプラン化されていますが、通学レッスンとなると約7,000円とチョイと財布にもイタい(涙)

 

以上、代表的な3社を見ると、オンラインレッスンでは1回約2,500円、通学レッスンでは1回約6~7,000円のコストがかかることがわかります。

 

次に、国立大学の4年間の学費の概算データから、1コマの授業料を換算すると・・・

国立大学の4年間の学費 2,425,200円
1年間の学費 606,300円

1コマの授業料

(週5約20コマ=1日5コマ

20コマ×2学期30コマ=600コマ

1年間の学費÷600コマ)

1010.5円

参考URL:国立大学の学費はどれくらい?卒業までの総額や学部別、私立との違いを比較

 

以上のデータを並べてみると、

オンラインレッスン1回 約2,500円
通学レッスン1回 約6~7,000円
国公立大学の授業料1コマ 1015.9円

注:違う前提での授業料計算はコチラを参照。この場合、国立大学:2,232円、私立文系大学:3,273円、私立理系大学:4,606円となる。

明らかに語学スクールの学費が大学と比べて高いことが分かります。

それに加えて、大学の場合は授業以外にもテストを通じた体験的価値、職業体験、研究経験、論文発表等の様々な付加価値が追加されますが、スクールは純粋に知識の切り売りのみです。

こう考えると、大学の授業は価格以上のものを提供されているサービス豊富な商品とみることもできますね。

そして、単純に語学知識のみを提供する語学スクールでは、コスパが悪いことが分かります。

 

学習の進捗は1人ずつ異なる

2つ目は、あなたが仮に運良く手取り足取り教えてくれる親切な語学スクールを見つけることができたとしても、あなた1人のために完璧な学習計画を組んでくれるとは限りません。

日本の語学スクール最大の問題点は、オンラインの時代になっても本部が統一企画した半年~1年の授業計画書に沿って授業する、という方法を採用していることです。

つまり、大学受験予備校が10年以上前に取り入れたはずの【生徒自身が勉強したい科目を自由選択するシステム】が全く採用されていないのです。

運営者自身が一時期語学スクールに通っていた時もやはり教科書に沿った伝統的な指導方法がメインで、1か月半経っても発音の練習が続いており、成長を感じられませんでした。基礎科目でこれですから、これからHSK対策をしていこうと思ったときに、「本当にこれで合格できるのか?」と不安になりますよね?

【イメージ図:運営者が実際にスクールにいた際も、集団授業と同じことをひたすら個人レッスンでもやっていた。運営者が2ヶ月ですぐにスクールを辞めた原因】

 

さて皆さん、ここで、大学受験の勉強をしていた時のことを思い出してください。

受験勉強には必ず1月センター試験(現共通テスト)、2月に私学本番、3月に国公立2次試験、と明確なゴールがありましたね?

社会人の語学学習も、立場こそ変われど方法は同じです。

例えば、自分がHSK6級に合格したければ、まずは過去問をざっと見てから試験までの残り時間と苦手分野を分析・計画するはずです。高校だと先生が模試の結果を取り出して、「君は二次関数が苦手なようだから、次の期末テストまでにここをしっかり復習しておきなさい!」と言っていたアレです。

 

そこで独学&自学自習の際に、学習管理ツールとしてオススメのアプリが、Jooto(ジョートー)です。

詳しい使い方については、コチラ

 

初級・中級レベルは無料で学習可能

3つ目は、無料のコンテンツが溢れる今の時代、ネット上のリソースを活用すれば誰に教えを請わずとも最早HSK6級まで取得が可能となっている、ということを覚えておいてください!

運営者がスクールを辞めてすぐに調べたのは、自学自習が可能なアプリやサイトの存在です。

そこで、中国語の独学に最適な学習サイト&アプリを、ここでは2つ紹介します!

1.Bitex中国語

1つ目は、中国語初心者から中級者にオススメの学習サイト『Bitex中国語』です。

(出典:Bitex中国語)

『Bitex中国語』は企業向け中国語研修事業を行っている株式会社イーチャイナが展開する無料・有料プランを含む中国語学習サイトで、無料プランのみでも中国語会話やリスニング、文法、短文などを学習することができます(有料プランでは先生とオンライン学習が可能)

中でも運営者がオススメするのが、リスニング学習ページ【ひよこ中文リスニング】と【リスニング「時事中文」】です。

 

ひよこ中文リスニング

ひよこ中文リスニングは、教科書の音声教材等では補いきれないリスニングの練習問題を無料で学習可能なページです。

ミニエピソードや小ネタを盛り込んだ勉強していて面白いテーマが揃っており、実践会話の練習やHSK受験準備としても使用可能です。

(出典:Bitex中国語)

 

リスニング「時事中文」

リスニング「時事中文」は、実際に中国のニュースから厳選した時事問題をリスニング教材として採用した、実践中国語リスニングの決定版です!

こちらは音声の速さが【通常版】と【スロー版】の2つを選択可能です。

2~5日ペースで絶えず新しい問題が更新されており、毎日新鮮な気持ちで時事中国語を勉強することができます。

例えば、【中国 BYD 、日本でEV乗用車の販売を開始】というテーマでは、まずタイトルを見るだけで、 BYD は中国語で【比亚迪 bǐ yà dí】、EVは中国語で【电动汽车 diàn dòng qì chē】だと覚えることができます。

(出典:Bitex中国語)

文章の長さもほぼ全て1分未満で、朝の電車やカフェで聞けば手軽に時事問題を中国語で学ぶことができます。

 

2.北辞郎

2つ目は、中国語辞書サイト&アプリの『北辞郎』です。

(出典:北辞郎)

『北辞郎』は、2005年にユーザー参加型辞書としてリリースされて以来、現在まで中国語学習者及び翻訳者等に愛用されている無料中国語辞典です。

 

日本において中国語辞書は、愛知大学出版社『中日大辞典』や小学館『中日辞典』等が知られていますが、時事問題や流行語に弱く、英語と比較して辞書改訂のペースが遅く10~20年改訂されない、というのも業界上ザラに見受けられます。

そこで、その弱点を補う存在として生まれたのが、この『北辞郎』です。

(出典:北辞郎)

例えば、上図の躺平 tǎng píng という単語は、2020~2021年に大流行した単語ですが、既存の辞書では当然掲載されておらず、日本語の意味を体系的に調べようと思ったら、この『北辞郎』を知らなければあちこちのニュースサイトやブログを駆けずり回ることになります。

 

他にも、金融経済や自動車、文化テーマ、慣用表現等もこのサイト1つで85%対応可能です。中国語では普通慣用表現や分野ごとにまた1冊別の辞書があったりするものですが、それもひどいときは1990年代から更新されていなかったりと、実用性に乏しいものが数多く存在します。

 

そこで、この北辞郎であれば日本語検索も可能なので、調べたい中国語の日本語を入力すれば、中国語の検討が全くつかなくても検索可能です。

(出典:北辞郎)

『北辞郎』リンク

以上、2つのツールを使えば、スクールに通わずとも本当にHSK6級まで独が可能となってしまいます!!

中国語の資格で転職、キャリアアップへの第一歩を!(^^)!HSKって何?!実は中国語の資格はこれさえ取っておけばOK!!

 

自発的に動くと記憶力がアップする

最後に、脳科学的な立場からアドバイスをすると、人間の脳は自発的に興味を持つことでしか記憶ができないようにできています。

これは、感情を司る脳のA10神経群(主に前頭葉等)、「好き」と思ったことはプラスに、「嫌い」と思ったことはマイナスに記憶するようにプログラムされているからです。

もう1つの大きな要素として、冒頭にお話しした「25歳」に戻ります・・・スタンフォード大学の研究によると、実は人間の思考を司る前頭葉は25歳前後でようやく成熟するのです。

(出典:https://www.stanfordchildrens.org/en/topic/default?id=understanding-the-teen-brain-1-3051)

厚生労働省のデータによると、新卒3年以内の離職率は32.8%。10人中3~4人が3年以内に新卒で入社した会社を辞めていることになりますが、ではその人達はその後人生は終わったのでしょうか?

 

そんなことはないですね?

 

私自身も【フリーター→語学留学生→大学院→現地企業で再就職という道を歩んでいますが、特にアメリカや中国、東南アジアで暮らしている日本人の多くは、「日系企業の習慣に馴染めない」「日本でイジメられていたから一念発起した」という失敗談を持っています。

でもちゃんと社会に出て生活していますし、むしろ25歳を過ぎてからじゃないと海外就職が現実的でない国の方が多いです(ビザの関係により)

 

そして、マサチューセッツ工科大学の研究によれば、事務処理能力・記憶力は20代、情報整理能力は30代、集中力は40代、理解力は50代がピークを迎えるとの結果が出ています。

そもそも世の中には30歳どころか、40代、50代どころか60代を過ぎても外国語を新たに習得している例は無数にあるため、脳科学的にも常識で考えても、脳30歳限界説は大ウソということになりますね。

 

つまり、あなたが目的を持って自発的に勉強しようとさえすれば、何歳からスタートしても中国語をマスターすることは可能なのです!!

ましてあなたが20代だとしたら、しょーもない俗説を信じて簡単に諦めてしまうのってバカらしくないですか??

 

まとめ

いかがでしょうか?

何歳からでも独学で中国語ができるようになる!!と知ったら、少しだけ勇気が湧いてきませんか?

最後にもう1つ、【英語ができなかったから中国語ができるか心配】というお悩みを抱えている方も心配無用です!!

何を隠そう、運営者は大学受験以来英語を忘れてしまっていますが、それでも中国語は現地就職OKなレベルまで上達できました。

それはひとえに、中国語が無料で学べるツールがここまで豊富で、かつ独学という誰も助けてくれない環境に身を置き、背水の陣で挑んだことが成功要因でしょう。

最初は誰でも初心者でヘタクソです。でも、最初の一歩を踏み出せば、今からでも遅くありません。

今回のお話しで、皆さんが新しく中国語を勉強し始める一歩を踏み出すきっかけとなれば、それ以上の喜びはありません!!皆さんの人生がこの一歩で大きく変わることをお祈りいたします!!

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