さて、今回は外資系企業での豊富な勤務経験を活かした独自の英語教材INSTALL ENGLISHの開発者である仙道楓さんから、前回に引き続き文章をご寄稿頂きました。中国語を話し、勉強している方は英語が得意で中国語の勉強に移行された方も多いとは思いますが、改めてご自身の英語を見つめ直してみてはいかがでしょうか?勿論、今回ご寄稿頂いた文章は、初めて本格的に実践英語を勉強される方にとっても、とても役立つものとなっております。是非ご一読下さい!
イメージで分かる英文法:日本人が苦手とされる英語においての時制。現在完了など日本語ではイメージしにくい概念を、時間軸を使ってイメージでつかめるように説明します。実践ですぐ使える感覚をつかみましょう!
こんにちは。仙道楓です。
日本人が英語を学ぶときに少しとっつきにくい概念として、英語における時制があります。
これから数回にわたって時制の概念と使い方をわかりやすく説明したいと思います。
これからご説明する時間軸を使ってイメージでつかむと、これらのニュアンスを感覚的につかめるようになります。
私はこういったものはいわゆる学校で習った英文法で記憶するものではなく、
英語のままイメージで掴んで、実践すること、自分の体感覚に落とし込むことが
必要と思っています。
そうすれば自分が会話やメールで使いたいとき、早く自然に使えるようになるからです。
なお、これからの文法の説明には、一般的な日本の文法書ではなく、
CAMBRIDGEが出している「BASIC GRAMMAR IN USE」を参照して
説明していきます。
では早速初めて行きましょう。
現在進行形と現在形;(I am doing (present continuous) and I do (simple present)
(出典:CAMBRIDGE「BASIC GRAMMAR IN USE」,Unit 8)
Bの図を見てください。
Past (過去)からNow (現在)、そして未来に時間軸があって、
NowのところにI’m doingという吹き出しがあります。
つまり現在進行形(I’m doing)は今 (Now)の一時点の状態を示しているので。
例文を見てください。
Please be quiet. I’m working. (not I work)
静かにしてください。私は仕事をしています。
という意味ですから、現在時点で仕事をしている最中、仕事中ということなのです。
他の例文は解説しませんが、そのような視点で捉えてください。
次にCの図を見てください。
今度は現在形のイメージです。
時間軸を見ると、I do (現在形)は、今度は過去から、現在、そして未来全部になっています。
つまりすべてを含んだ状態を表していることになります。
例文を見てみましょう。
I work every day from 9:00 to 5:30.
私は毎日、9時から5時半まで働いています。
という意味ですから、働いているのは過去から、現在、そして未来へ続く行為なので、
I do (現在形)になるのです。
他の例文も見ると、毎朝シャワーを浴びるとか、冬には雨がよく降るとか、
継続している状態のものであることがわかりますね。
次にDを見てください。
これらはI’m -ingの形では使わない動詞が示されています。
少し見てみると、like, want, know, understand…などですね。
これらの動詞は常に過去、現在、未来を含んだI do の形であるため、
I am -ing 形では使わないということです。
(他の動詞もご自身でチェックしてみてくださいね)
例文を確認してみます。
I’m tired. I want to go home. (not I’m wanting)
疲れたよ。家に帰りたい。
という意味です。I’m wanting とはならないことはわかりますよね。
いかがでしょうか。
違いが明確にわかりやすかったのでは、と思います。
ただ、勉強熱心なあなたはそんなの常識だという人かもしれません。
これは多くの人が学校で習っていて、簡単であることは承知しています。
しかしこの後の時制が増えていくにつれて、この時制軸で、イメージでとらえていると、
かなり頭の整理ができるのでお勧めしたいのです。
また感覚でつかんでおくことで、英会話やメールを書くことなどの実践において、
早く自然に、それこそ英語のままで実践できるようになるからです。
(余裕のある人は、Aの絵を見て、今ご説明した感覚で、状況を
説明してみてください。左の説明がすごくしっくり理解できると思います)
さて次のテーマに行きましょう。
過去進行形と過去形;(I was doing (past continuous) and I did (simple past)
(出典:CAMBRIDGE「BASIC GRAMMAR IN USE」,Unit 14)
今度は「I was doing」形と「I did」形についてです。
今回もBのSimple pastの図から見てください。
これはI did, 過去形についてのイメージです。
AとBの会話文をみると,
昨日の朝、テニスをしたというのが分かりますね。
プレイ時間を10時~11時半と仮定します。
図の吹き出し「we played」を見ると、この間で(11時半で)完結している行為と
言うことが分かります。
これがイメージです。
例文を見てみましょう。
Jack read a book yesterday. (= from beginning to end)
ジャックは昨日(一日中)本を読みました。
という意味です。イメージと合っていますよね?
次にBのPast continuousの右側の図を見てください。
これがPast continuousのイメージです。
AとBの会話を見てください。
A : (昨日の)10時半に何をしていたの?
B : 私たちは(その時)テニスをしていたの。
という意味です。
図の吹き出しを見ると、we were playing un finished actionとありますよね。
その時点(↑)ではテニスをしている最中だったということを表しています。
Unfinished action、完了していない行為というのがポイントです。
例文もチェックしておきましょう。
Jack was reading a book when his phone rang.
電話が鳴ったとき、ジャックは(ちょうど)本を読んでいました。
という意味になります。
イメージできましたか?
ここではAの絵でイメージできた感覚を試してみてください。
Jack was reading a book.
His phone rang.
He stopped reading.
He answered his phone.
という流れが良く分かると思います。
(時間軸はAの下図を参考にしてください)
いかがでしょうか?
現在形と現在進行形よりは少し複雑だったかもしれません。
ただ、イメージでつかんでいるあなたは、
いざ実践になったときも使いこなせると確信しています。
さてこの時間軸とイメージでとらえる方法がさらに生きてくる
ものを次でご紹介します。
I used to… (日本の文法では~したものだ、と習ったやつです)
これも日本人にとっては、結構使い方が難しいものになりますが、
今回でマスターできると思います。
(出典:CAMBRIDGE「BASIC GRAMMAR IN USE」,Unit 15)
次はI used to…についてです。
私もそうだったのですが、日本人は学校で単に、
「~したものだ」
と訳すということだけ覚えていて、なかなか実践では使えないものかと思います。
これについては、Aの絵と時間軸を見ると良く理解できるようになります。
この人は、過去のある時点(数年前)まで、工場で働いていて、
今はスーパーマーケットで働いています。
という説明です。
今から振り返ると、
I work in a supermarket.
I used to work in a factory.
(今は)スーパーで働いています。数年前は工場で働いていました。
という意味になります。
時間軸を見るとわかりやすくて、
ある一時点までが、he used to workとなっていて、
それから以後はhe worksとなっていますね。
イメージできましたか?
Bの例文を見ていくとさらに理解が進みます。
When I was a child, I used to like chocolate.
I used to read a lot of books, but I don’t read much these days.
子供の頃はチョコがすきだったな(今は好きではない)。
過去はよく本を読んだものだ。(いまはあまり読まないけど。。)
という意味になります。
イメージできましたか?
一つ注意点としては、このused to…は「形として」記憶する必要はあります。
use to…とかは使いません。
次は今回お伝えする最後の時制の概念です。
Have you… ? (present perfect 現在完了形)
(出典:CAMBRIDGE「BASIC GRAMMAR IN USE」,Unit 16)
この現在完了という時制は、日本人にとって一番使い方が難しい
と個人的には思っています。
なぜかというと、日本語上ではこれを明確に言葉としては
使い分けていないからです。
(過去形と現在完了が混じっているということです)
でもここでマスターいただけると思います。
Bの時間軸から見てください。
Have you (ever) been to Japan?
日本に来たことがありますか?
という意味になります。
時間軸は過去から今まで(time from the past until now)すべてを含んでいます。
例文を見てみましょう。
Have you been to France? No I haven’t.
フランスに行ったことある?いやないね。
という意味です。
Have you read this book? Yes, I’ve read it twice.
この本読んだことありますか?はい、(現在までで)2回読みましたよ。
という意味です。
過去形 (past)との違いをみるためにもう一枚スライドを見てください。
(出典:CAMBRIDGE「BASIC GRAMMAR IN USE」,Unit 19)
Aの絵がすごくわかりやすい事例になります。
Kate is making some coffee.
Kate has made some coffee.
Kate has made some coffee. = She made some coffee and the coffee is ready for now.
左の絵は、
コーヒーを作っている真っ最中。
ということを表していて、
右の絵は、
コーヒーを作って、現在用意ができている。
という意味になり、present perfect現在完了で表せるのです。
Cに過去形 (past)の事例があります。
過去形は、昨日とか去年とか、完了した期間に対して使います。
例文を見てみます。
They arrived yesterday. (not have arrived)
We didn’t take a vacation last year. (not haven’t taken)
彼らは昨日到着しました。
昨年、私たちは休暇を取らなかった。
という意味になります。
到着したのも、休暇をとったのも、完全に過去のことになりますよね。
いかがでしょうか?イメージできましたか?
ここまでで
I am doingとI doの違い、I was doingとI didの違い、
I used to…、 I have doneとI didの違いを時間軸とイメージで解説しました。
こうやって感覚で覚えておいて、実践でいくつかを使ってみると、
自分の体感として定着して、自然に話したり、書いたりできるようになります。
ちなみに、このブログの解説では日本語で伝えていますが、このテキストは易しい
英語で現地のイギリス人の子供が学ぶ手法で書かれています。
感覚をつかんだ人はぜひ日本語を挟まないで、スライドを追っていってみてください。
英語を英語のまま理解できる感覚が分かると思います。
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