駐在員の高給は「給料」ではなく「会社の賠償責任」である。

帰国後のキャリアビジョンまでちゃんと描けていますか?駐在員=ラクラク出世じゃない!ヘラヘラ甘い夢見る前に、「代償」をしっかり把握しろ

「駐在員って、やっぱ高給取りでしょ」

「海外手当が出るし、家賃も会社持ち。なんて羨ましいんだろう」

そう思っている 20 代、30 代のビジネスパーソンは少なくないでしょう。

以前から数多くの 20 代の日本人留学生と交流をしている私のもとにも、「駐在員は給料が良い」という理由だけで駐在員に憧れるが後を絶ちません。

海外での生活、高い給与、そしてキャリアの加速。確かに魅力的な言葉が並んでいます。しかし、その影にある「代償」を本気で理解していますか?

私は中国で 10 年以上在住し、現在も現地採用として働いています。

その間、JTC(日本型の伝統的な大企業、Japanese Traditional Company)の駐在員を 5000 人以上、間近で見てきましたが、華やかなイメージとは裏腹に、彼らの実態は「良いとこ取りなど、どこにもない」という一言に尽きます。

そこで今日は、「駐在員の高給は給料ではなく賠償責任である」という鉄の掟と、「覚悟なき者は帰国後に消える」という残酷な現実を、具体的なデータと共に赤裸々に語ります。

駐在員になりたいと考えているあなた、まずはこの現実を直視してください。

 

1. 給与待遇の良さは「拘束時間の長さ」&「キャリアの不自由さ」と比例する

駐在員の年収が高いのは周知の事実です。しかし、その内訳を正確に理解している人はほとんどいません。

人材コンサルティング会社Mercer の調査(2025 年版)によると、中国主要都市に赴任する日本企業駐在員のパッケージは、「基本給+海外手当(基本給の 20〜40%)+住宅手当(実費または上限付き)+子女教育手当(国際学校費用の 80〜100%補助)」で構成されるケースが大半です。

例えば、日本での年収 800 万円の人が駐在員になった場合、手当を含めた総報酬は 1.5 倍〜2 倍になる傾向があります(JETRO『中国進出企業実態調査』2024 年より)。

(各種データを基に著者が整理)

一見すると「お得」に見えるでしょう。しかし、冷静に考えてほしい。それらはすべて「あなたが日本を離れ、会社の都合に忠誠を誓うことへの対価」です。

海外手当の多くは、物価差の調整や、日本との生活水準の維持、そして「海外で働くことへのリスクヘッジ」です。つまり、ボーナスではなく「苦労賃」です。

さらに、住宅手当は家賃全額負担のように見えて、実際には「会社が指定した物件に住むこと」が条件であり、住む場所の自由はありません。転勤命令も断れません。赴任国も、基本的には選べない。

駐在員の実に7割以上は、社歴が長く1度も転職活動をしたことがありません。最近は中途から駐在員を経験する人は増えてはいるものの、やはり1社に長く居続けた人と比べれば待遇差は否めません。

(JAC Recruitmentのデータを著者が整理)

特にこれからの時代、日本企業の売上はどんどん海外から取らなきゃいけない。すると、甚だしくは20代から海外赴任、数年経ったら次の国へ…ずっと日本へ帰れないままいい年になった…という人も現実に少なくありません。

「会社のお金で海外に行けるなんてお得じゃん!!」
=それは会社の仕事をしてる「身分」だから持てる特権、一時的なバフに過ぎません。

「お金は欲しいけど、プライベートも充実させたい」という甘えは、駐在員というフィールドでは通用しません。

ある 30 代後半の駐在員は私にこう言いました。

「手取りは確かに増えた。でも、時給換算したら日本で働いていた頃と変わらないか、むしろ安いかもしれない。24 時間 365 日、会社からの連絡を待つ状態だからね」

実際、私の現職の40~50代の駐在員は、現地採用の私がこうしてブログを書くくらいは平和な週末を過ごしているにもかかわらず、深夜も休日も色々と「会社の仕事」をしています…これについては後述。

給与明細の数字の裏にある、失うものの大きさを計算できますか?

その高給は、あなたのキャリアや人生の選択の自由と引き換えに支払われている「代償≒賠償責任」なのです。

2. 「駐在員=貴族」の時代はとっくに終わっている

一昔前のように、現地スタッフをこき使い、自分は優雅に過ごすような駐在員は、収益良好でイケてる会社には存在しません。

 

本当に強い会社ほど、駐在員は業績を上げるために一同ガチで仕事しています。

 

駐在員を派遣できる余裕があるイケイケの JTC は海外売上比率がハンパじゃないです。日経平均株価のヒートマップを見てみると、そこに載ってるレベルのトップ企業の殆どは海外売上比率が80~90%以上、異常値か?というほど高いです。

(日経平均ヒートマップと各社HPを基に、著者が整理)

つまり、業績を上げるためには現地のビジネス慣行を把握し、中国語でコミュニケーションを取り、本社へのレポーティングもこなす。模範となるべき駐在員に求められるアウトプットは年々上がり続けている。

「指示するだけ」のポジションは淘汰されました。今求められているのは、マネージャー兼プレイヤーとしての成果です。

私は中国で経済が発展していると言われている 3 地域「長江デルタ(上海・蘇州など)」「珠江デルタ(広州・深圳・東莞など)」「環渤海エリア(北京・天津・青島など)」の全てで暮らし、仕事をしたことがあります。

業績が良い、成長している、この会社は良い企業だな…と明確に実感できる企業は、駐在員も現地採用もローカル社員も関係なくちゃんと現場業務をしています。

特に上海や蘇州、広州のような経済発展著しい地域ではこれが顕著で、在留邦人が減少している今でもこれらの地域が発展している一因は、健全な外資企業が数多く在籍していることも看過できません。


逆に北京や天津のように、20~30 代の駐在員が少なく、産業形態や社内文化が古臭い JTC が多い地域だと、いくらバランスシートや業績報告書で「総利益率 10%以上!!」などと良い事を書いていても、実際は…

  • 「本社の」「日本の」やり方を押しつけるだけ
  • 収益の大半は既存顧客のみで新規開拓の能力とやる気が皆無
  • 社員が現状に甘んじて、昭和・平成を感じる時代遅れ感が漂っている

…などの現象が顕著で、少しでも現状に綻びが生じれば業績を回復させる or 再起する力が無い企業が遥かに多いです。

「エリート気取り」「旅行気分」で現地に来る人は、すぐに浮き彫りになり、信頼を失います。貴族意識は捨て、一労働者としての覚悟を持ってください。

 

3. 週末は「休息日」ではない。語学学習は「ノルマ」です

土日はゆっくり休みたい?残念ながら、多くのガチ勢駐在員に週末という概念はありません。

「えっ、駐在員って毎晩日本料理街を練り歩いているイメージなんだけど…」

「休日ってゴルフしてるんじゃないの?」

ま、そういうのが本当に好きな人がいるのも事実ですが、それも殆どが「仕事上のお付き合い」が絡んでいます。

もしくは既に第一線を降りて退職金が有り余っている60歳以上の名ばかり顧問にはお気楽な人もいますが、現役世代で「仕事上の必要も無く趣味や道楽だけでアテンド付きの飲み屋通いやゴルフをやっている人」はいません。

というか、そんなにお金が続かない。

駐在員が高給であるもう1つの理由、それは「高給に比例して出費が多い」から。

  • 外出時に部下に奢る昼食
  • 駐在員やベテラン社員の歓送迎会
  • 週末のスポーツサークル参加費や打ち上げ、もしくは社内のゴルフコンペ
  • 年末年始に社員に送るお年玉
  • 子供のインターナショナルの学費
  • 妻の駐妻イベントの集まりや語学スクール費用
  • 日本語が通じる国際病院での定期健診
  • 病気になったら国際病院で診療or入院…
  • ローカルの食材や料理に慣れなきゃ日系スーパーや日本料理街で食事、バーで1杯…

ざっと思いつくだけで、公私を合わせるとこれだけの出費があるんです。普通のローカル社員であれば上記の一部は全く発生しえない。

「駐在員は高給取り」は当然ローカル社員だって知ってる、ケチケチしてたら顔も立たない。駐在員は挙げればキリが無いほど出費が多い!!

ガチで頑張っている駐在員が週末にすることといえば…

  • 本社との会議
  • 本社が設ける昇格者研修(出世に必須)
  • サークル活動(駐在員内で代々受け継がれている半強制イベント)
  • 語学学習

特に語学学習は、収益良好な会社ほど、語学力の向上を「個人目標=ノルマ」として課してきます。

上海や蘇州にある名だたる有名日本企業の駐在員 300 人に聞いてみました。彼らは赴任初日に社長と面談、その際に言われるのは

「1 年で HSK4 級、2 年で HSK5 級は取ってね。」

今は有名企業となればHSKも駐在員としての考査対象となっている企業も少なくありません。そこは勿論自費でね。

海外に行けば駐在員が集まる場所には必ず語学スクールがありますが、土日は駐在員でいっぱい。
つまり、海外赴任までしておきながら言語が理由で現地スタッフをコントロールできない、それは駐在員の不甲斐なさとして評価されます。

ある大手電機メーカーの駐在員は、赴任 2 年間で HSK5 級を取得するために、平日毎日 2 時間、週末は 5 時間以上の勉強を課していました。語学ができることは「特技」ではなく「必須条件」。

そのプレッシャーは、日本本社で成熟しきった固定客となあなあでやり取りしてた頃の比ではありません。

4. 春節(旧正月)も本社会議!家族団欒は一般社員の贅沢

中国最大の祝日である春節。一般社員が家族と団欒する中、駐在員はどうしていると思いますか?

春節といえば毎年 1 月中旬~2 月下旬辺り…

そう、まともな JTC ほど「総決算」「来年度目標」などの 1 年の社内業務のうち特に重要なイベントがこの時期に詰まっています。

中国に赴任する駐在員は、春節の時期はだいたい本社命令で日本に一時帰国。春節前に「じゃあまた春節後にね」と優しく話しかけてくる駐在員、彼らは現地スタッフが家族団欒を楽しんでいる間、本社で普通の日本社員と机を並べて仕事…(T_T)

そして統括部長や役員やらが集まる「来年度目標会議」に出席、万一前年度のノルマを達成できていない場合、本社で役員達にとことんダメ出しされます。

時差があろうが、祝日であろうが、ビジネスは止まりません。

「海外なら日本より休暇が多いのでは?」

・・・その期待は完全に外れ。むしろ、現地の祝日こそが本社との連携のチャンスであり、最も忙しい時期になることすらあります。

実際、私の現職もJTCですが、海外売上の比率は既にグループ全体の5割以上を超えており、うち中国と台湾が最もコアとなる成熟市場。つまり、中国に赴任する駐在員はぶっちゃけスーパーエースです。

 

5. 20 代単身駐在は「恋人が見つからない」地獄。幸せの基準は「家族帯同」

給与面だけ見て駐在員になると、プライベートにも悪影響が。

20 代で単身赴任をすると、圧倒的に恋人ができにくくなります。

ハッキリ言います、現地の日本人コミュニティはとにかく狭い!!
同世代の女性は現地採用か現地人と結婚、よしんばフリーの人と出会えてもあなたと同じように任期が終われば帰国しますよ

…ま、それ以前に仕事に追われて出会いの場に足を運ぶ余裕もありません。現地コミュニティやSNSの使い方なんて普通の駐在員は知らないですしね💦

今は大企業ほどコンプライアンスも厳しいので、日本料理屋の女将さんやバーの若い女性とくっつくようなロマンスは禁止、アテンドなんてバレたら1発で懲戒解雇です。

「ウマウマ高収入で独身満喫」は過去の遺物です。

私と同じ部署に同世代(30 代後半)の日本人駐在員の男性がいるのですが、彼は 20 代後半から 9 年間台湾に赴任、今度はそのまま中国へ赴任…と国を跨いで転勤を繰り返しています。

それだけ長い間海外にいるだけあって語学は堪能、ぶっちゃけ収入も確かに現地採用の私より 300 万円ほど上です。

しかしその裏では何年も台湾で付き合っていた女性と「転勤」が理由で破局…以来女性と新たに関係を築くことが怖い…と仰っていました。

私が見てきた中で、「駐在員として幸せそうだ」と感じる人の共通点は「家族帯同者」です。

若くても 30~40 代、もっと言えば 50~60 代、奥様が旦那様と一緒に海外へ行くことに協力的で全然海外も怖くない、子供も日本人学校やインターナショナルを行き来できるくらいに余裕があり外国語もペラペラ、もしくは既に子供が独立して定年後の夫婦旅行感覚でのんびり赴任できる人達…

家族帯同であれば上述の休日強制イベントは回避 or 数を減らすことも、まあ可能ですが…

高収入でも現地で孤独を抱える単身者よりも、家族の理解を得られて一致団結して海外赴任を頑張ってる人の方が、精神的な安定と幸福度は高いのが現実です。

駐在員だって普通の人間、誰も仕事だけで人生を過ごしてるわけじゃない、むしろ家族あっての仕事ですからね。

海外にはどうして数多くの日本人向けメンタルクリニックが多いのか?その理由を考えてみれば自ずと単身赴任の孤独を知ることができるでしょう。

 

6. 帰国後の「カルチャーショック」で辞める人が多い(最重要)

ここが最も重要です。

若くして駐在員となり、海外経験を積んで意気揚々と帰国しても、待っているのは日本の職場文化と社内政治です。

「海外ではあれだけ裁量があったのに」というギャップに耐えられず、帰国後に会社を辞めてしまう人は意外に多いんですよ!

人材会社JAC Recruitmentが調べたデータでは、帰国後 1 年以内に転職活動を開始した人は、2割を超えています。

(JAC Recruitmentのデータを著者が整理)

その他のデータを見ると、「海外転職ナビ」では「帰国後2年以内に転職する駐在員は、実に4人に1人にのぼります」。続いてリクルートワークス研究所では「海外経験を『キャリアの足かせ』と感じる帰任者が、実は7割にも上るという調査結果があります」とのデータも。

なぜでしょうか。実際に業務してる姿から想像してみましょう。

海外現地法人では、あなたは「本社からの使者」として絶大な権限を持ちます。現地のスタッフはあなたに従い、予算も使いやすく、意思決定も比較的早いです。

しかし、日本本社に戻れば、あなたは数百・数千いる社員の中の「一人」に過ぎません。

「駐在員」と聞いて殆どの人が反射的に思い浮かぶのが、駐在員→帰国後に出世というルート…

ぶっちゃけ駐在員に憧れる人なんて、これをステレオタイプに思い浮かべている人が殆どです。さらに今は海外売上比率が増え続けるばかりで、20代から駐在員になるという人も多くなり、一昔前より「駐在員」が現実的になってきています。

しかし考えてもみましょう。それだけ「駐在員」が増えていくと、次は「駐在員」であることor過去に駐在経験があるという価値は転職市場では上がるかもしれないですが、殊社内の出世という視点で見れば同じようなライバルが増え続けるということです。

勿論駐在経験者の出世争いは激しくなり、それに漏れる人も出てくるわけですよ。

そうして普通の社員に逆戻りした人は、稟議一つ取るにもハンコが何個も必要になり、前例主義の壁にぶち当たり、海外時代のように動けないジレンマを再び抱えることになるのです。

どれだけ海外売上比率が上がろうと、日本からすれば所詮は「支社」「子会社」「枝」…

うちの駐在員も「中国を知ったら本社には戻りたくなくなる。本社は閉鎖的で業務フローも完全に固定されているからつまらない。」と自分が「本社から指示を受ける立場」になって初めて大手企業の縦社会の残酷さをかみしめています…。

「海外ではあれだけ裁量があったのに」

このギャップに耐えられず、鬱状態になる駐在員も少なくありません。少しだけ私が知ってる実例を挙げてみましょう。

実例A:30代男性・製造業駐在員(中国・上海)

「上海では現地法人の営業部長として、予算権限も人事権も持っていました。しかし帰国後、本社営業部の『課長代理』に稟議は5つもハンコが必要で、意思決定に2週間。『海外では1日で決めたことが、なぜ日本でできないのか』と上司に聞いたら、『それが日本のルールです』と一言。1年後、外資系企業へ転職しました。」

実例B:40代女性・商社駐在員(東南アジア)

「現地では女性管理職として重宝され、チームを率いていました。帰国後は『女性だから』という理由で補佐役に配置転換。『海外で培ったマネジメントスキルを活かしたい』と社内公募に応募しても、『本社経験がないから』と門前払い。3年かけて資格取得し、転職エージェントに登録しました。」

実例C:20代後半・IT企業単身駐在(深圳)

「深圳ではスタートアップのようなスピード感で新規事業を担当。帰国後は『前例踏襲』の部署に配属され、毎日定時で終わる仕事に。『このままでは自分が腐る』と危機感を覚え、帰国半年後にベンチャー企業へ移りました。」

※上記は複数の駐在員へのインタビューを基に、個人が特定できないよう匿名化・再構成した事例です。

この人達はスムーズに転職できただけ、まだ恵まれたケースです。実際は大企業という閉鎖的な風土に慣れすぎた40~50代が慌てて転職市場に飛び込んでも…

うーむ、いくら大企業出身とはいってもウチじゃこう「組織人」的な人は特徴が無いから扱いづらいんだよなあ…

…とプライドを踏みにじられるようなことを「かつては部下だったような人」にビシバシ言われ、転職市場では思いのほか苦戦します。

駐在員経験者が大手企業を辞めれば、ほぼ100%給料は下がることは覚悟してください。

また、駐在員経験はキャリアの「特急券」ではなく、場合によっては日本本社というレールに戻れない「片道切符」になるリスクもあります。

本社には「駐在員上がりの席」が常に空いているわけではありません。帰国後になし崩し的に配属された部署が自分のこれまでのキャリアと全然合致しない、まるで左遷でもされたかのようなケースもドラマの中のフィクションではありません。

帰国後のキャリアビジョンまでちゃんと描けていますか?

「駐在員をやれば必ず昇進する」というのは、一昔前の神話です。今は「駐在員を生き残り、帰国後も会社で価値を発揮し続けられるか」が問われます。

その準備がないまま高給だけ求めて現地に行けば、帰国後に待っているのは「高給取りだった過去」と「何もできない現在」という残酷な現実です。

 

 

 

まとめ:運じゃなれない。覚悟のある者だけが選ばれる

以上、6つの現実を挙げましたが、いかがでしたか?

駐在員=高給取りのエリート、という話はもはや昔話です。

今の駐在員に必要なのは、運ではなく「覚悟」です。

  • プライベートの時間を全て犠牲にできるか?
  • 語学を命がけで習得できるか?
  • 孤独や環境の変化に耐えられるか?
  • 自分で人生の選択ができないことに耐えられるか?
  • 帰国後のキャリアビジョンまでちゃんと描けているか?

「どんな身分でもいいとこ取りは有り得ない」

これが、5000人の駐在員を見てきた私がたどり着いた結論です。

会社から与えられるものを待つだけでは、駐在員にはなれません。

人生の全てを会社に捧げるくらいの気概で仕事と語学をガチでやり込める人。
それだけの覚悟があるなら、駐在員というフィールドは、あなたに圧倒的な成長と経験をもたらしてくれるでしょう。

甘い夢を見てヘラヘラ応募する前に、一度鏡を見て自問してください。
「自分は、その代償を払う準備ができているか?」
それができた人だけが、本当の意味での「グローバル人材」へと進化できるのです。

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