上海輸入博2025に行けなかった私が、それでも「中国×AI」にワクワクした理由

輸入博に行けなかった私が、友だちに“代行取材”してもらった結果…中国で今、ホットすぎる3つのAIテクノロジーをまるごと体験してきた

2025年11月5日〜10日の5日間、中国・上海で世界最大級の国際展示会「上海輸入博(CIIE)」が開催されました。

 

  • 出展国・地域数:150カ国・地域以上(前回比+5)
  • 企業数:約3,000社(うち世界500強および業界トップ企業が280社以上)
  • 展示面積:約40万㎡(過去最大規模)
  • 初出展企業:約500社(新興市場・スタートアップが目立った)

本当は現地で空気を吸いながら体感したかったのですが、ちょうど別件の出張と重なってしまい、今回は断念…。

そこで今回は、実際に出展していた企業の友人にお願いして、気になる展示を撮影してもらいました。
結論から言うと――

中国Techは相変わらず凄い。
でも、日本企業のAIも、普通に強い。

今回は「中国ビジネス初心者」の目線で、思わずワクワクした展示3ジャンルを素人目線でざっくり解説します✨

 

FAロボットアーム|「工場=無機質」の時代は終わりつつある

まず目を引いたのがFA(工業自動化)ロボットアーム。

私自身、2024年3月に中国のFA展示会でスマホ製造用ロボットアームを見て以来、

「ロボットって、もうSFじゃないな」と感じていました。

今回印象的だったのは、ドイツ企業 NEURA ROBOTICS のMAiRA と LARA というロボットアーム。

何がすごい?

  • AI+人体検知センサー搭載
  • 触れずに周囲の物体を認識
  • 曲線に沿って線を描く
  • マグネットで箱を持ち上げる
  • 白黒文字を認識して裏返す

もはや「決められた動きをする機械」ではなく、**空間を理解して動く“作業パートナー”**という印象です。

※余談:エレベーター×AIロボット

日本の 日立製作所 が展示していたエレベータースマートメンテナンスロボットも印象的でした。

中国でよく見る円柱型デリバリーロボットとは違い、

  • 4足歩行
  • 階段や隙間もOK
  • 足を車輪に交換可能
  • ビル管理・保守×AI

という、超リアルな実用分野です。

 

「画像を見ただけで、その花の香りを作る」— 豊田通商 × 調香AI

次に紹介したいのが、日本企業の底力を感じた展示。

🌸 調香AI(香りをつくるAI)

展示していたのは 豊田通商。

なんとこのAI、PCに表示された「花の画像」を読み取り複数の香料を自動で調合。画像と同じ香りを生成するというのです。

(この黒い箱が調合マシーン、試験管が並んでますね)

(PCには声や表情を読み取るデータが表示)

調香AIはコロナ前から各国で研究されていたイマとてもホットな分野です。最近では東京科学大学 の研究成果として、「既存の香りを再現する」だけでなく“ユーザーが欲しい香りを創造するAI” も登場しています。
生成系AIを用いた香りの自動創作

豊田通商が掲示してた想定される使い道としては、

  • ショップで「この服に合う香り」をリアルタイム生成 → 購買率UP
  • VRゴーグルで風景を見ながら、その土地の香りも体験 → 没入感爆上げ
  • 祖父の思い出の“夏の草原の匂い”を再現 → 記憶アーカイブとしても

…などが紹介されていました。確かに、面白いですね。

 

😊 感情推定AI

こちらも既に実用段階。

 

コチラはスマホやPCのカメラに学習型AIを搭載することで集中力やストレスを解析するというもの。こちらは既に使用実績があり、例えば自動車の安全運転診断、授業中の生徒の集中力診断、マーケティングデータの収集などがそうです。

「AI=効率化」だけでなく、
人の感情に寄り添う方向へ進んでいるのがよく分かります。

 

↓日本企業がどのように中国企業と交流しているか、この方の体験談に詳しいです↓

シリーズ:私の中国留学体験記 上海コンサルティング企業勤務 I.Rさん・26歳「憧れのコンサルタントになるために、将来は日中企業間の架け橋として社会に貢献したい」

 

AI Bluetoothメガネ|メガネは“次のスマホ”かもしれない

AIメガネは、実は私も2024年に一度体験済み。
翻訳機能を使った瞬間、

「あ、これは来るな」

と感じました。

今回見たのは広東省・深センと東莞の境目に拠点を置くKRETA(克里特) 社の新モデル、進化しすぎて鳥肌立ちました。

機能はざっくり3つ:
🔹 撮影:視線の先を自動で写真・動画撮影(手を使わずにSNS投稿可能)
🔹 翻訳:相手の話し言葉をリアルタイム字幕表示(日本語→中国語もOK)
🔹 音声補助:補聴器機能付き(私の祖母もメニエール病で使ってる!)

つまり…

🎧 耳にイヤホン
👓 目にメガネ
→ “情報の入り口”が完全にウェアラブル化してるんです。

個人的に思うのは、
メガネほど“生活に溶け込むデバイス”はないということ。

実際、私の祖母もメニエール病をきっかけに補聴器機能付きメガネを使っています。

AIが自然に人を助ける――
その象徴がメガネなのかもしれません。

 

↓AI製品がどのように製造されているか、この方の体験談に詳しいです↓

シリーズ:私の中国留学体験記 工業デザイナー H.Rさん・27歳 ファーウェイ、テンセント、bilibili…あの超有名企業の授業が受けられる超名門大学への留学から華麗なるキャリアチェンジ!

まとめ:「これ、自分が使ってみたい!」と思えるプロダクトが、どんどん身近に

— 日本企業も“知られざる勝負”をしてる

上海輸入博2025を見て感じたのは——
✅ 中国企業:スケール感・スピード感で圧倒(特にAI応用の“実装力”)
✅ 日本企業:「見えない価値」=精度・信頼性・生活密着型発想で勝負

どちらも“未来を作る側”にちゃんと立ってる。
そして一番大事なのは——
「これ、自分が使ってみたい!」 と思えるプロダクトが、どんどん身近になってること。

 

📌 これから中国ビジネスを学ぶあなたへ
「難しい用語」より「体験したいか?」が第一歩。
この記事で1つでも「へー!使ってみたい!」と思ったものがあれば——
それがあなたの“中国Tech理解”の入り口です✨

 

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